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「第23 回 Kobe Love Port・みなとまつり」
知事挨拶「第23 回 Kobe Love Port・みなとまつり」の開催を心からお喜び申し上げます。
古くから交易の拠点として栄えた「みなとまち神戸」。世界に開かれた国際都市として発展を遂げる中で、多様な文化や価値観が共生する地域性を育んできました。
神戸の発展を支えてきた海と港への感謝を込め、人々の交流の場として開催されるのが、この「Kobe Love Port・みなとまつり」です。神戸青年会議所をはじめ、まつりを支えてこられた関係の皆様に心から感謝いたします。
今回のテーマは「Power of smile~未来に紡ぐ市民の力~」です。今年もタイの水かけまつり「ソンクラーン」を体験できるエリアや、学生によるパフォーマンス、子ども向けワークショップなど、盛りだくさんの企画をご準備いただきました。
デジタル化が進み、人と人との直接的なつながりが希薄化する今だからこそ、まつりを通じて味わう「わくわく感」は、特別な夏の思い出となるのではないでしょうか。
来年は、阪神・淡路大震災から30 年、大阪・関西万博の開催と、兵庫県にとって重要な節目を迎えます。国内外からの温かいご支援に改めて感謝を伝えるとともに、県民一丸となって成し遂げてきた創造的復興の経験と教訓を次世代に繋いでいくことが大切です。
震災を乗り越え、未来に向けて新たな飛躍を遂げつつある神戸のウォーターフロント。
そこを舞台に開催される「みなとまつり」が、さらなるまちの賑わいにつながることを心より願っています。 -
兵庫県知事 齋 藤 元 彦
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第23回「Kobe Love Port・みなとまつり」
のご開催を、心よりお慶び申し上げます。「Kobe Love Port・みなとまつり」は、みなと神戸の夏を代表するイベントとして、今年で23回目を迎えます。昨年は、市民の皆さんが主体となり創りあげる参画型のまつりとして開催され、地域と一体となった「みなとまつり」に多くの方々が集いました。今年も引き続き開催する運びとなりましたことを、とても嬉しく思います。開催のためにご尽力いただいている神戸青年会議所の皆様をはじめ、ご支援・ご協力をいただいている市民や地元企業の皆様に対し、深く感謝申し上げます。
今回のテーマは「Power of smiles ~未来に紡ぐ市民の力~」ということで、笑顔あふれる「みなとまつり」が二日間にわたって繰り広げられ、多くの方々に楽しんでいただけることと存じます。
さて、神戸港においても、新たな取り組みが次々に進行しています。
まず、神戸空港では、2025年に国内線の一日の発着枠を120回に拡大するとともに、国際チャーター便が就航します。さらに、2030年ごろには国際定期便の就航を行うこととしています。「港」と「空港」の一体的な取組みを進め、悲願の国際化に向け、急ピッチで準備を進めています。
ウォーターフロントエリアでは、2024年4月に神戸ポートタワーが2年半ぶりにリニューアルオープンしました。360度見渡せる展望デッキや光のミュージアムなど新たなコンテンツが登場し、多くの市民や観光客で賑わっています。新港第2突堤では、大規模多目的アリーナの建設工事が2025年4月オープンを目指し進行中です。バスケットボールをはじめとしたプロスポーツ、音楽ライブなど様々な興行が行われる予定です。
また、昨年に引き続き、分散型花火イベント「みなとHANABI」を10月に開催するほか、12月のイルミネーションイベントの開催など、メリケンパークを中心にウォーターフロントエリアの賑わいを創出する取り組みを続けてまいります。
最後になりましたが、第23回「Kobe Love Port・みなとまつり」が、海に感謝を捧げるとともに、神戸のさらなる魅力を発信するイベントとなりますこと、そして「みなとまつり」が今後も末永く市民の皆様に愛され続けることを心より祈念いたします。 -
神戸市長 久元 喜造